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ここに棚が欲しい、衣類をひっかけるフックが欲しい。
そんな時に活躍するのが柱を簡単に立てられるディアウォール、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
天井と床に2×4材を突っ張る事で壁や天井に穴をあけずに柱を固定できるため、特に賃貸にお住まいの方に人気の商品ですよね。
我が家では壁掛け扇風機の柱としても使用しています。
ディアウォール2×4はRタイプとSタイプの2種類が発売されており形状だけではなく床と天井への接地面積も異なります。
結論から言うと選び方については
- 比較的重いものを載せしっかりと固定したい時 →Rタイプ
- 見た目をすっきり見せたい →Sタイプ
となります。
私はこれまで自宅で30回以上ディアウォールを立ててきましたが、設置に慣れていないうちは天井クロスを傷つけてしまったこともありました。
傷をつけないために立て方にコツがあるのでそのポイントをご紹介し、極力写真と図解で丁寧に解説していきます!
ちなみに短い柱をつなげて一本の柱にするディアウォールの中間ジョイントという商品もあります。
そちらについては下記の記事で詳しく解説しているのでよろしければご覧ください。
2×4材について
ここではまず2×4(ツーバイフォー)材について説明したいと思います。
2×4材自体はとてもポピュラーな商品なので大抵のホームセンターで購入が可能です。
2×4とは使用する木材の断面の大きさ
そもそも商品名に明記されている2×4とは何か?それは使用する木材の断面の大きさを表しています。
短辺を2(インチ)、長辺を4(インチ)として2×4材と呼んでいて、2×4材用のディアウォール、という事になります。
2×4材は38mm×89mmと規格化され決まっています。(製品により若干の誤差はあり)
ちなみに1インチは25.4mmとなるため2インチ×4インチだと50.8mm×101.6mmとなり大きさが合いませんね。
これは加工前の大きさが2インチ×4インチの木材という事で、乾燥と面加工を経て最終的に38mm×89mmとなるそうです。
どこのお店で購入しても基本的に2×4材は同じ大きさとなります
2×4材以外にも様々種類がある
ちなみに2×4材以外にも様々種類がありディアウォールはその中でも1×6材、2×6材、1×4材用のディアウォールが発売されています。
今回は一番スタンダードな2×4材用のディアウォールの紹介をします。
ディアウォール2×4 RタイプとSタイプの選び方
冒頭でも触れましたが選び方については
- 比較的重いものを載せしっかりと固定したい時 →Rタイプ
- 見た目をすっきり見せたい →Sタイプ
というような選択方法になるかと思います。
RタイプとSタイプの床と天井面に接地する面積を調べてみました。
Rタイプ | 89mm×52mm=4628㎟ |
Sタイプ | 89mm×40mm=3560㎟ |
となりその差はRタイプがSタイプより1.3倍広いという結果になりました。
設置後の柱のずれにくさについてはRタイプの方が上と言えそうです。
設置手順
2×4材を天井高さに合わせてカットする
2×4材を天井の高さに合わせてカットを行います。
ディアウォールの説明書や公式HPには天井の高さより45mm短くカットするとあります。
2×4材をホームセンターで購入した場合はその場でカットしてもらえる店舗も多いのですが、自宅でカットをする場合は垂直にカットするため「マイターボックス」という工具があると便利です。
ホームセンターやネットショップで購入できます。
2×4材をはめ込み、切れ込みに沿ってのこぎりを入れてカットするだけです。
カットした面はヤスリをかけて面取りをしましょう。
ちなみにDIYでおすすめの、のこぎりやヤスリなど今回使用する工具は下記の記事でも紹介していますのでよろしければ参考にしてみてください。
柱を立てる(コツを解説)
設置する際はディアウォールを天井にあてて力をかけ、ディアウォールのばねを押し上げて柱をたてます。
この時力のかけ方にコツがあります。
下記のイラストを参考にしてください。
2×4材がディアウォールに対して斜めに入った状態で無理に力をかけてしまうとディアウォールが天井をこすってしまいクロスを傷つけてしまうことがあります。
コツはディアウォールを天井に当てたら、力は程ほどにしてディアウォールの背面に2×4材が接しながら添うようにあてがい持ち上げる事です。
そうすることによってスムーズにディアウォールのばねが縮まり柱を立てる事ができます。
写真や動画では説明が難しいので上記のイラストで作業のイメージを持ってから実際にチャレンジしてみてください。
私がやってみた感想ですが、形状の差からSタイプよりRタイプの方が難しく感じました。
Sタイプは比較的すんなりまっすぐ入ってばねを押し上げられる印象です。
柱を立てる(ビニールひもを使ったやり方)
前項では柱を立てるときのコツをお伝えしましたが、どうしても不安な方にはビニールひもを使ったやり方をご説明したいと思います。
まず2mくらいに切ったビニールひもを用意します。
天井側のディアウォールにビニールひもをかけます。
その状態でディアウオールを設置場所に立て掛けます。
立て掛けたらビニールひもをまっすぐ下に引っ張りディアウォールのばねを縮めます。
ひもを引っ張ったまま柱を立てます。
柱を立てたら椅子等に乗って手でディアウォールを押し下げます。
その状態でビニールひもをずらして取り除いて完成です。
水平器を使用して傾きを調整する
最後に傾きを微調整して完成です。
水平器があると便利ですよ!
※柱を立てたあと、左右前後に軽く押してみて動きやすいようであればディアウォール付属のスペーサーを床側のディアウォール内に入れて突っ張る力を調整してください。
おわりに
いかがでしたでしょうか。ディアウォールは棚だけではなく柱一本でも洋服やカバンのハンガー、楽器のひっかけフックなど色々使い道があります。
また場所の移動や再設置も容易なのでその時々で必要な場所、必要な用途で使いまわす事も可能です。
どんな使い方ができるのか色々考えてみるのも楽しいですよ。
今回の内容が参考になればうれしいです。
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